NATIVE INSTRUMENTS MASCHINE MIKRO 使用してみてのレビューです♪

インストーラはDVD一枚のみ。
おまけ?でKOMPLETE ELEMENTSのDVDが一枚ついてきます。


特に難しいことはなく、インストーラからインストールして、
サービスセンターでアクティベートするだけです。

収録されているビートサウンドはBatteryとは少々違い
即戦力となる波形が結構あります。正直、単音波形にはさほど期待していなかっったのですが
これは感動♪


さて、なによりこのMASCHINEというソフト+ハードは何ができるのか。

ここが動画をみて実感できるかというところです。

見る限り、なるほどPADらしい発想ともいえ、逆にDAWと連携してどれだけのことができるのかは
未知数。

そこでLogic Proを使って試してみました。

1・再生ボタンはDAWに依存するため本体のPlayボタンが効かなくなる

スタンドアローンでビートを組む分にはPlayボタンは有効ですが、DAW上で
プラグインモードとして立ち上げた場合、DAWの再生に合わせて追従するようです。
ただし、再生している小節とMASCHINE内の小節はそのままではリンクしません。

2・MASCHINEは単体で楽曲を作れるシーケンス機能を持つ

使ってみるまで意外に分かりにくい部分でした。
基本的にMASCHNIEソフトウェア内でパターンを作り、シーンを組み立てる。
いわゆるシーケンサーです。
FXのオートメーションによるエフェクト変化や
ピアノロール搭載で音程、ゲートタイムの細かい調整ができます。
ただし、DAWでできることをあえてMASCHNIE内で行うことになるため、
DAWでの連携による楽曲制作には若干扱いにくい印象です。
MASCHINE単体で、同社、他社のエフェクトやソフトシンセを立ち上げ、曲作りできる
ことから単体での使用想定はまさしくDAWそのもの+専用ハード付といえます。

・MIDIの対応について

シーンの変更はプログラムチェンジで対応しているようです。
また、現段階(2012/7)では、MASCHINE内で作ったシーンやグループを
DAW画面にドラッグアンドドロップしてMIDIパターンデータとして貼付けするには
Sound MIDI Batch Setup(マニュアルP141参照)を設定することにより可能となります。

MASCHNIE(MIKRO除く)では、MIDI IN端子にキーボードを繋げて
鍵盤演奏入力もできます。


・マニュアルの通りライブパフォーマンスツールに向く

ライブ演奏に強いことは明確です。
MASCHINEソフトウェア内にしっかりシーン(曲構成)を作っていき、
ライブ当日様々なパラメータをリアルタイムエディットしつつPADを叩く。
またはCD-J、PC-DJでの演奏に加える。
こういった使用に特に強い印象です。


※シーンやグループなどはKORG DS-10のような曲再生形式とおよそ同じです。


・入力形式

ステップ入力とリアルタイム入力が可能。
リアルタイム入力は本体設定を変えないままの
オーバーダブモードだとループ時、どんどん同音アサインした音が
被っていき、マルチプルノートオンになってしまいますが、
実はREC+ERASE(マニュアルP112参照)を同時に押すことで
Replaceモード(録音した内容に現在演奏している内容が上書き)
に切り替えることができます。

何気にマニュアルには重要なことが書いてあり、熟読しないと
分からない機能が色々あります。

・MASCHINEとMIKROの違い
MIKROを購入したので、はっきり分かりますが、慣れると本体だけで
ガシガシ設定変更できるようになります。
各階層操作が複雑なのがMIKROなのは間違いありません。
リアルタイムに演奏することを想定したり、MASCHINE本体とソフトウェアのみで
曲を構成していくならばMIKROは選択しないほうが良いと思いました。

MIKROの良いところはコンパクトであること、楽曲制作時のビート組みは
DAWのピアノロールやらでもできるのですが、モチベーションの差と操作性で
完成するビートの雰囲気が変わってくることが分かりました。
鍵盤のみで作った曲は鍵盤らしいフレーズになりやすいという説とよく似ています。
LogicではUltra Beatがあるので、ソフトだけで完結する分には必須といいにくい
ツールですが、付属するライブラリはどちらも同じものとなり素晴らしい音なので
ビートバリエーションを増やす意味においてMIKROという選択肢はありだと思います。
もちろん、慣れればリアルタイム演奏も出来ます!

↑写真はMASCHINE

最後に、
MPC等を中心とした楽曲制作をしている方で、いきなりDAWに移り変わることに違和感がある方には
中間のような位置づけのMASCHINE(MIKRO)は最適なツールではないかと思います。


何れにしろ現在のセール期間中の価格で考えるなら導入して良かったツールになります♪

これにより強化されたビート制作を携えて更なるクオリティをお届け致しますので
楽曲制作依頼のご検討ぜひともよろしくお願い致します。